遮光ネットは夏の植物管理で最も効果的な道具の一つです。ただ、遮光率を間違えると逆効果になることがあります。日光を好む植物に75%遮光のネットを張ると、光合成が不十分になって弱ります。ここでは、植物の種類別に適切な遮光率と、実際の張り方を説明します。

遮光率50%と75%の使い分け

草花(ニチニチソウ・ポーチュラカ・ランタナ)は日光を好むため、50%遮光が適切です。直射日光の強さを和らげながら、光合成に必要な光量は確保できます。一方、シダ類・ホスタ・山野草など半日陰を好む植物には75%遮光が向いています。多肉植物は品種によって異なりますが、エケベリアは50%、ハオルチアは75%が目安です。

ベランダでの張り方

ベランダでは、手すりに紐を通してネットを吊るす方法が一般的です。ハトメ付きのネットを使うと固定しやすい。ネットと植物の間に10〜15cmの空間を作ることで、空気の流れが確保できます。ネットを植物に直接かぶせると、蒸れて病気の原因になることがあります。

庭での張り方

庭では支柱を立てて、ネットをその上に張る方法が安定しています。支柱の高さは植物より20cm以上高くすると、風が通りやすくなります。地面に固定する場合は、ペグを使って四隅を留めます。強風の日はネットが飛ばされることがあるので、天気予報を確認して外すか、しっかり固定してください。

いつから張るか、いつ外すか

関東では7月上旬から9月中旬が遮光ネットの使用期間の目安です。最高気温が35度を超える日が続くようになったら張り始め、朝晩が涼しくなってきたら外します。ネットを張りっぱなしにすると、秋以降の日照不足につながります。

当店では遮光率50%のシルバーネット(1m×2m、ハトメ付き)を880円(税込)で販売しています。張り方がわからない場合は、店頭でご相談ください。