ヤマアジサイは西洋アジサイより花が小ぶりで、半日陰でも育ちます。「アジサイを育てたいけど、うちは日当たりが悪い」という方に向いている植物です。ただ、剪定のタイミングを間違えると翌年花が咲かなくなります。ここでは、当店で扱うヤマアジサイの管理方法を整理します。
西洋アジサイとの違い ¶
西洋アジサイは花が大きく、直射日光を好みます。ヤマアジサイは花が小さく、半日陰(午前中だけ日が当たる場所)でも育ちます。また、ヤマアジサイのほうが耐寒性が高く、関東では地植えで冬越しできます。鉢植えの場合も、冬に特別な保温は不要です。
置き場所と水やり ¶
半日陰が理想ですが、夏の直射日光は避けてください。西向きや東向きのベランダに向いています。水は土の表面が乾いたらたっぷりやります。夏は乾燥が速いので、朝に確認して乾いていたら水をやる習慣をつけると安定します。鉢植えの場合は受け皿に水を溜めないようにしてください。
剪定のタイミング ¶
ヤマアジサイの花芽は夏の終わりに形成されます。剪定は花が終わった直後(7月中旬〜8月上旬)に行います。この時期を過ぎて剪定すると、翌年の花芽を切ってしまいます。剪定の目安は、花の下2〜3節のところで切ること。強く切りすぎると株が弱るので、形を整える程度にとどめます。
植え替えの頻度 ¶
鉢植えの場合、2〜3年に一度の植え替えが必要です。根が鉢底から出てきたら植え替えのサインです。植え替えは花が終わった後か、春の芽吹き前(3月)が適期。用土は赤玉土5:鹿沼土3:腐葉土2の配合が当店での推奨です。
ヤマアジサイは手をかけすぎないほうがよく育ちます。剪定のタイミングだけ守れば、毎年花を楽しめます。